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傍杖
そ
そばづえ
傍杖
意味
喧嘩のそばにいたために、打ちあう杖などに思わず打たれること。とばっちりを食らう。まきぞえにあう。
用法・用例
「ぬしの
傍杖
でわたしまで」
『南江駅話』
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さ
行
さ
さいくん
【細君】
「旦那様にはお囲い者があるんですよ。あなたがだいいち、おとなしいからいけませんわ」などと、
細君
へ向かってむやみに石炭を焚くやつがいる。
『一つ穴』
し
しなん
【指南】
「町内に欠伸
指南
という看板が出たんだ。一つ習いに行こうじゃねえか」「よしなよ、欠伸の
指南
だなんて馬鹿々々しい」
『欠伸指南』
しもたや
【仕舞屋】
「株を売って裏へ引っ込んで、
しもたや
で暮らすさ」
『酩酊気質』
す
すすとり
【煤取】
「年にたった一度の十二月十三日、仙洞御所をはじめといたしまして、
煤取
を致します。今でいう大掃除、これは江戸の年中行事になっています」
『お神酒徳利』
ずるずるべったり
「人手が足りなくて困ってるところへつけこみやがって、水汲みましょう、芋を洗いましょう、薪を割りましょうと手前ェ
ずるずるべったり
その婆とくっついて、入夫と収まりゃァがったろう」
『大工調べ』
せ
せった
【雪駄】
「待て待て待てッと二声三声かけておきながら、チャッチャッチャッと
雪駄
の後金を鳴らしてついてまいりましたが、腰をひねった居合抜き...」
『首提灯』
せきのやま
【関の山】
「弥太五朗親分が行きゃァ向こうで手も足もでやしないよ。ただぺこぺこお辞儀をして、御銭をもらって、お嬢さまを返してよこすのが
関の山
だよ、ね?」「そりゃいいところに気がついた」
『髪結新三』
そ
そばづえ
【傍杖】
「ぬしの
傍杖
でわたしまで」
『南江駅話』
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