へこおび

兵児帯

意味
一幅布のしごきの帯。
成り立ち
鹿児島県では、十五歳〜二十五歳の青少年を兵児といい、彼らが用いたことで「兵児帯」の名が全国に広がった。
用法・用例
「(子供の着物を脱がせながら)」ほらほら裸になるんだ。お湯ゥへ入るのになぜ泣くんだよ。もったいねえな、ふだんからこんな兵児帯なんか締めやがって」「おい、それは家の子だよ」
『堀の内』