やきがまわる

焼きが回る

意味
頭の働きや技量が衰える、鋭さがなくなる、老衰する。
成り立ち
刃物を焼くとき、火加減がゆきわたりすぎてかえって切れ味が鈍くなること。
用法・用例
「あら、駕籠屋なら見世の前へ待たせておきゃァいいのに・・・あたしに無心をするんであれだけ気兼ねをしてるんだねェ、芳っさんも焼きが回ったよ・・・」
『文違い』