らお

羅宇

意味
煙管の火皿と吸い口とを接続する竹菅。らう。
成り立ち
ラオス産の黒斑竹を多く用いたところから〈らお〉の名が付いたという。
用法・用例
「元はといえば狂歌の名人といわれた人。零落をなすって羅宇屋をしているという話は聞いていたが、まさか・・・お気の毒じゃないか、この寒いのに」
『紫檀楼古木』