にがみばしる

苦味走る

意味
苦々しい顔つきから生じ、転じてりりしい顔つき。
用法・用例
「隅のところに、としのころは三十二、三でございましょうか、色の浅黒い、目のぎょろりとした鼻筋のつゥんととおった、苦味走ったまことにいい男で」
『文違い』