うきみをやつす

憂き身を窶す

意味
〈憂き身〉は、辛いことばかりが多い身の上のこと。それが外見にも現れるほど苦労するという意。身も細るほど一つ事に夢中になること。
用法・用例
「昔は世の中がまことに豊かで、何かおもしろいことをして遊ぼう、どんなことをしたら他人が驚くだろうなどと、そんなことに憂き身をやつした時代がありまして...」
『三味線鳥』